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Organization

Division of Systems Research

システム創成部門

システム創成部門
部門長

笠原 次郎

KASAHARA, Jiro

システム創成部門では、持続発展可能でかつ環境に調和した社会の構築に資する要素技術として、高度なエネルギー変換・輸送・利用技術、様々な視点からエネルギー・環境の影響評価を行う手法、物質変換・物質循環技術の開発などを行います。また、それらを効果的に活用するための無線ネットワーク技術や交通マネジメント技術に関する最先端の研究も推進しています。

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システム創成部門

  • 部門長

    笠原 次郎

    KASAHARA, Jiro

  • 副部門長

    片山 正昭

    KATAYAMA, Masaaki

Movie

システム創成部門 紹介ムービー

  • 「システム創成部門」は様々な要素研究から総合システム技術を創り出す

Section / Group

各部・グループ紹介

変換システム部

 環境調和型で先進的なエネルギー変換システムの構築を目指した研究に取り組んでおります。バイオマスや廃棄物等の高効率エネルギー変換技術の開発、デトネーション現象による燃焼器やエンジンシステムの小型・高性能化等を進めています。

 

  • 環境・エネルギー工学(成瀬研究室)

  • 推進エネルギーシステム工学(笠原研究室)

環境・エネルギー工学

地球環境の持続性担保、地域における物質循環型社会の創成を具現化するため、燃焼やガス化などの高温プロセスを利用した新たな環境調和型高効率エネルギー変換技術の開発に取り組んでいます。特に、バイオマスや廃棄物の高効率利用技術の開発、固体燃料のエネルギー変換プロセスにおける燃焼灰挙動の解明および灰付着抑制技術の開発等を行っています。

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Member

  • 所長・教授

    成瀬 一郎
    研究テーマ

    地球・地域環境調和型高効率エネルギー変換技術の開発

  • 准教授

    植木 保昭
    研究テーマ

    高温プロセスの環境調和型持続的省エネルギー技術の開発

推進エネルギーシステム工学

デトネーション(極超音速燃焼)の基礎研究,及びその航空宇宙推進機・ガスタービンエンジン等へのシステム応用研究を行っています. デトネーション現象を利用すると, 燃焼器やエンジンシステムの革新的な小型・高性能化が期待できるため,多様なシステムを根底から変更することになります.

デトネーション推進システムの宇宙フライトモデル

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Member

  • 部門長・教授

    笠原 次郎
    研究テーマ

    高熱効率デトネーションエンジンに関する研究

  • 特任教授

    松山 行一
    研究テーマ

    デトネーションエンジンの宇宙推進システムへの応用

  • 助教

    伊東山 登
    研究テーマ

    デトネーション現象の化学工学的理解と工学応用

  • 特任助教

    井出 雄一郎
    研究テーマ

    デトネーションの燃焼機構と宇宙推進への工学的応用

  • 客員准教授

    川﨑 央

ネットワークシステム部

 ネットワークシステム部では、様々な電力・熱エネルギー源と需要家をつなぐエネルギーシステムの計画・制御技術、 環境的に持続的な交通システムやその最適マネジメント、それらインフラの実現に不可欠な高度な無線通信システムなどに関する最先端の研究を推進しています。

 

  • 無線通信システム(片山正昭研究室)

  • エネルギーシステム(加藤丈佳研究室)

  • 交通システム(山本/三輪研究室)

無線通信システム

 自然と調和した持続可能な社会を実現するための必須技術である無線通信について、その基礎から応用までの幅広い分野の研究・開発を行っています。特に、エネルギ・産業システム、交通システム、非常災害時など、多くの場面で必要となる「大規模システムにおける情報収集制御のための無線通信システム」を重視しています。そこでは、通信部分だけではなくシステム全体を統合的に理解し最適化することを目指しています。
またシステムの実現のためには、電波だけでなく、光無線MIMO通信、イメージセンサ可視光通信、電力線通信といった多様な通信技術の研究とその成果の活用を行っています。
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Member

  • 副部門長・教授

    片山 正昭
    研究テーマ

    無線通信技術に関する研究とその成果の環境システムへの適用

  • 准教授

    岡田 啓
    研究テーマ

    スマートコミュニティ実現に向けた無線通信システム・無線ネットワーク

  • 助教

    ベン ナイラ シャドリア
    研究テーマ

    高信頼・大容量な持続可能アクセスネットワークのための無線通信技術

エネルギーシステム

太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーが大量導入された将来の電力システムを安定かつ効率的に運用するため、 再エネ発電の出力把握・予測技術の高精度化・高信頼化、電力システムの計画・運用技術の高度化に関する研究を行うとともに、 これに貢献する電力需要の能動化、分散電源の制御技術の開発に取り組んでいます。また,これらの効果を実態に即して評価するため, 将来の電力需要や再エネ出力などの各種時系列データの構築も行っています。

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Member

  • 教授

    加藤 丈佳
    研究テーマ

    エネルギー資源・需要の多様性を考慮した電力システムの計画・制御手法の開発

  • 助教《工学研究科》

    占部 千由
    研究テーマ

    再生可能エネルギーの電力システムへの統合のためのデータ解析・制御手法の開発

交通システム

自動運転車両の普及を念頭に置きつつ、環境的に持続可能な交通システムの実現を目指し、環境負荷とエネルギー消費に対する制約を明示的に考慮した都市交通システムのあるべき将来像の提案、および、人々の交通行動に関するよりよい理解と、それに基づく個々の交通施策の構築とその定量的評価を行っています。研究テーマとしては、電気自動車の利用効率性に関する研究、水素燃料ステーションの社会的受容に関する研究、交通事故削減方策に関する研究、自動運転車による都市内道路交通の最適マネジメントに関する研究、中山間地域でのモビリティ確保に関する研究、などに取り組んでいます。

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Member

  • 副所長・教授

    山本 俊行
    研究テーマ

    持続可能な開発に向けた交通システムのデザイン

  • 准教授

    三輪 富生
    研究テーマ

    先進的モビリティによる持続可能都市交通システムの構築

  • 研究機関研究員

    郇 寧
  • 研究機関研究員

    叶 兰杭

循環システム部

 循環システム部では、環境調和型の物質変換・物質循環に関する様々な要素技術開発とともに、それらの技術を社会へ実装した場合の評価や評価法の開発を行っています。また、そのために必要となる省資源に資する環境負荷低減技術、リサイクル技術や物質循環再生システムの開発研究も推進しています。

 

  • 自然共生型社会を目指した再生可能エネルギーと環境エコロジー・システムの評価に関する研究(林 希一郎研究室)

自然共生型社会を目指した再生可能エネルギーと 環境エコロジー・システムの評価に関する研究

エネルギー・環境の影響評価を行い、持続可能な社会実現のための研究を行っています。特に土地利用や自然環境の空間評価に着目し、再生可能エネルギー(バイオマス、小水力、太陽光等)、生態系サービス、経済社会に関する課題の総合的な解決に取り組んでいます。現地調査等の小スケールから国を超えたグローバルなスケールまでの影響評価を行うとともに、GIS(地理情報システム)等の空間分析、AI、ドローン、現地調査等を組み合わせた学際的なアプローチで研究に取り組んでいます。

エネルギ―と環境システムの分析と影響評価

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Member

  • 教授

    林 希一郎
    研究テーマ

    エネルギ―と環境システムの分析と影響評価

  • 客員教授

    岡澤 宏
  • 研究機関研究員

    長島 匠

エコ・エネルギー工学

超音波支援によるマイクロ空間場を利用したエネルギー変換・廃棄物処理に資する材料設計およびプロセス開発に関する研究に取り組んでいます。

 

超音波キャビテーションとホットスポット

超音波キャビテーションとホットスポット

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Member

  • 准教授

    小島 義弘
    研究テーマ

    材料・燃料調製,資源回収,廃水処理のためのソノ支援化学・物理プロセスに関する研究