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Greeting
未来材料・システム研究所 所長 ご挨拶
History of IMaSS
未来材料・システム研究所の沿革
Event
ICMaSS 2025
【特集】加藤剛志研究室 インタビュー
数電子のスピンが拓く未来 ～超省エネ磁性材料とメモリ技術の最前線 ～
磁気メモリ素子の製作に必須の8元マグネトロンスパッタ装置を操る潘助教
「人間の脳は、わずか数10ワットで超並列処理をこなす“省エネスーパーコンピュータ”のようなものです」と語るのは、高度計測技術実践センターの加藤剛志教授。AIの進化により知的作業を支援できるようになった一方で、情報機器の性能不足や動作（計算）による膨大なエネルギーの消費が、世界共通の重い課題となっています。
加藤研究室では、電子が持つ「スピン（磁気の性質）」を活用し、電気と磁気のハイブリッドで動作するナノスケールのメモリやセンサーの開発に取り組んでいます。目指すのは、人間の脳のように省エネで、高速かつ高機能な電子機器の実現。また、同研究室はARIM（エイリム）名古屋大学（加工・デバイスプロセス分野）の窓口も担っています。
今回は、そんな目に見えない小さな世界で起きている最先端の研究に携わっている４人の研究者から、さまざまな話を伺いました。
（インタビュー／ 2025年7月 IMaSS広報委員会）
「IMaSS NEWS Vol.18」pdf版（A4/全36頁/14MB）はこちらから＞＞＞
【研究成果報告】
01 金魚すくい！？紙すき！？で実現 ～大面積ナノシート膜の高速成膜法を開発～
02 ニュートリノの反応率を、加速器史上最高エネルギーにて測定 テラ電子ボルト帯での電子ニュートリノとミューニュートリノの反応断面積を世界初測定
03 全固体電池電解質を保護するコート層の設計指針を確立 ～長寿命・高性能な全固体電池の実現に貢献～
04 溶かさない界面活性剤で極限薄膜材料を自在設計 ～達成困難だった多様なアモルファスナノシートの合成に成功～
05 “ラッピング法”で分子レベルの薄さの貴金属ナノシートを合成！ ～レアメタルの使用量を削減し、世界トップクラスの水素発生触媒を実現～
06 電子材料技術の伴となる新奇ペロブスカイト強誘電体を発見 ～分子レベルの積木細工で、未踏物質の合成に成功～
07 原子分解能２次電子イメージングにより 原子１層レベルで表面原子配列を観察できることが判明
08 Brighter and more efficient LEDs that don't droop
09 マルチフェロイック結晶の分極を10兆分の1秒の光で制御 ～強誘電・磁気メモリーデバイスの超高速操作が室温で可能に～
10 排気ガスを吸着/分解する金属微粒子表面の動きをとらえた！ 触媒によるNO（窒素酸化物）の浄化過程をミクロで可視化・解明
11 層厚を制御した人工強磁性細線の作製に成功 ～ 人工強磁性細線を利用した大容量メモリや磁気センサ開発へ道筋 ～
12 半導体の製造プロセスを“一気通貫”で最適化！ ～AI活用により企業の壁を越えスピーディな性能改善に貢献～
13 1ナノ極薄触媒シートが水の解離を劇的に促進 燃料電池、CO2回収など応用デバイス開発へ重要な一歩
14 デンキウナギの発電器官に未分化様の細胞を発見 ～発電細胞の“できかた”解明への第一歩～
15 ルイ・パスツールもきっと驚く！？ 左右を選別するナノ光ピンセットによるキラル結晶化制御の可能性を示唆
16 エナジーハーベスティング利用に期待できる巨大軸比を有する 新たなマルチフェロイックス結晶相を発見
17 名大発 "GaN系"技術で半導体製造の重要課題を打開！ キオクシア岩手で検査・計測の基盤技術化プロジェクト始動
18 デジタルツインによるプロセス全体最適化で半導体CISノイズ70％低減！ 30工程を一気通貫するメタファクトリー、実ラインで実証
19 AI解析で“高分子の化学地図”を描く技術を開発 ～ポリマー成分・性能評価を短時間・低ダメージで実現～
【IMaSS未来予想図】
【活動報告】
第５回エネルギーシステムシンポジウム
水素エネルギーの利活用技術の最新動向と今後の展開
令和6（2024）年9月13日（金）13:30～16:40 場所：名古屋大学 東山キャンパス IB電子情報館 大講義室
第３回市民公開講座
将来のモビリティ社会に向けた最新技術動向
令和6（2024）年10月19日（土）14:00～16:00 場所：名古屋大学東山キャンパス IB電子情報館 中棟1階015講義室
第６回エネルギーシステムシンポジウム
エネルギーレジリエンスの最新動向と今後の展開
令和7（2025）年2月17日（月）13:30～16:40 場所：名古屋大学 東山キャンパス オークマ工作機械工学館 オークマホール
第７回エネルギーシステムシンポジウム
Society 5.0の実現に向けたAI・IoT技術の最新動向と今後の展望
令和7（2025）年7月30日（水）13:00～16:00 場所：名古屋大学 東山キャンパス ES総合館 ESホール
