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新任教員・職員のご紹介 2021《上期》

◎教員

材料創製部門 材料設計部《令和3年4月1日~》
教授 水口 将輝(MIZUGUCHI, Masaki)水口研究室

 令和3年度4月1日付で、本学工学研究科から未来材料・システム研究所材料創製部門に異動いたしました。新しい概念のエネルギー変換機能を持つ材料の実現を目指して、スピン流を介したエネルギー変換に関する研究を進めています。また、変換効率が高く、経済性・耐久性にも優れたエネルギー材料の創製により、創エネ・省エネ社会の構築への貢献を目指した研究も推進しています。
 今後は、環境調和型で持続発展可能な社会の実現に寄与するという本所の目的を視野に、さらなる研究の展開・推進に努めていく所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

三菱ケミカルGaN基板デバイス産学協同研究部門《令和3年7月1日~》
特任教授 磯 憲司(ISO, Kenji)

 7/1付で三菱ケミカルGaN基板デバイス産学協同研究部門に着任致しました磯です。名大と三菱ケミカル間の協同研究を通して、GaN基板を用いたGaN電子デバイスの社会実装を早期に実現したいと考えております。GaN基板の貫通転位密度等の各種特性がGaN電子デバイス特性に与える影響を詳細に検討する予定です。また、名大の先生方、産業界の方々との議論を通して幅広い人脈を築きたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。

 

未来エレクトロニクス集積研究センター システム応用部《令和3年4月1日~》
准教授 今岡 淳(IMAOKA, Jun)山本研究室

 令和3年4月1日付で本学工学研究科電気工学専攻から未来材料・システム研究所未来エレクトロニクス集積研究センターの准教授に着任いたしました。これまで、パワーエレクトロニクス(半導体電力変換技術)の高性能化を目指し, 磁気部品(インダクタやトランス)、化合物半導体デバイスなどの応用研究に従事してまいりました。カーボンニュートラルを目指す上では様々な分野と相互理解・連携が必須になると考えています。未来研の多彩な分野の先生方、産業界の皆様との交流・連携を通して学術と産業への発展に取り組んでいきたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。

 

材料創製部門 材料設計部《令和3年4月1日~》
准教授 宮町 俊生(MIYAMACHI, Toshio)水口研究室

 令和3年4月1日付で未来材料・システム研究所材料創製部門に着任いたしました。これまでに走査トンネル顕微鏡(STM)を用いて、単一原子・分子、ナノ構造、原子層、薄膜と様々な階層構造における新規スピン機能の発現機構を原子スケールで解明する研究に取り組んできました。今後の研究では、STMにより得られたミクロな知見を基にした磁性材料創製研究に取り組み、各種マクロ測定から得られる知見を共有・統合することによってデバイス開発等、応用研究への展開にも取り組んでいきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

未来エレクトロニクス集積研究センター 未来デバイス部《令和3年4月1日~》
特任准教授 古庄 智明(FURUSHO, Tomoaki)宇治原研究室

 2021年4月1日付で未来エレクトロニクス集積研究センター 宇治原研の特任准教授に着任しました。
 今後、さらに普及拡大の見込みである半導体パワーデバイス分野での省エネ実現のため、着任以前からSiCのバルク結晶成長、デバイス開発に携わってきました。SiCは次世代パワー半導体材料として期待され続け、電鉄や一部自動車、エアコン等に適用されつつありますが、デバイスが高コストであるため、本格的な普及には至っておりません。
 宇治原研では、低コストSiCデバイスの実現を目指したSiC基板開発を行ってゆきます。

高度計測技術実践センター 素粒子計測部《令和3年4月1日~》
特任助教 北川 暢子(KITAGAWA, Nobuko)中村研究室

 令和3年4月1日付けで高度計測技術実践センターの特任助教に着任をいたしました。
 これまで、名古屋大学で独自に開発された最新の原子核乾板技術を用いた宇宙線イメージングの研究を進めてきました。一昨年までは、エジプトやホンジュラスのピラミッド内部での観測により、未知の構造を探査してきました。COVID-19の渡航制限により応用先を国内に、更には私たちの生活に関連する対象に目を向け、今後はインフラや地盤の健全性評価等にも展開していこうと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

システム創成部門 変換システム部《令和3年4月1日~》
特任助教 後藤 啓介(GOTO, Keisuke)笠原研究室

 令和3年4月1日付で、未来材料・システム研究所の推進エネルギーシステム工学研究グループに着任いたしました。昨年度まで、同研究グループにて極超音速で衝撃波を伴い伝播する燃焼波「デトネーション波」を応用して推力を取り出す「回転デトネーションエンジン」の開発に取り組んできました。この新技術を応用した推進システムは、エンジンの軽量化、エネルギー効率の改善が期待されています。当部門では世界初となるデトネーションエンジンの宇宙実証実験の遂行と、エンジンの実用化に資する冷却技術に関する研究を進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

高度計測技術実践センター 素粒子計測部《令和3年6月1日~》
特任助教 長縄 直崇(NAGANAWA, Naotaka)中村研究室

 令和3年6月1日付で高度計測技術実践センター・素粒子計測部に勤務することになりました。これまで、素粒子の飛跡をサブミクロンの分解能でとらえることができる特殊な写真フィルム、「原子核乾板」を用いたニュートリノ等の素粒子実験や、X線トポグラフィー用および低速中性子用の超高分解能な原子核乾板の開発などを行ってまいりました。
 今後、低速中性子の量子力学的な状態の位置分布を用いた重力および未知の近距離相互作用の研究や、原子核乾板の改良および製造に取り組んでいきたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

◎事務職員

研究所事務部長《令和3年4月1日~》
古橋 悟志(FURUHASHI, Satoshi)

 2021年4月1日付けで、研究所事務部長に就任いたしました。大学がまだ国立大学であった頃に採用され、これまで経理や事務情報の関連の業務を中心に様々な部署で勤務してきました。法人化以降、大学を取り巻く環境は年々変化をしています。このような状況ではありますが、成瀬所長をはじめとする先生方と連携し、事務部としてのサポートをより充実させ、IMaSSの更なる発展のためにお役に立てるよう努めて参ります。どうぞよろしくお願いします。

研究所総務課 総務グループ係長《令和3年4月1日~》
佐藤 孝政(SATO, Takamasa)

 令和3年4月1日付で研究所総務課総務グループに着任いたしました。現在は主に環境医学研究所、動物実験支援センターを担当しております。昨年度までは総務部総務課に在籍しておりましたが、東海国立大学機構(名古屋大学)に異動してから2年目で、不慣れなことも多々あります。しかし日々是精進、昨日より一歩でも半歩でも前進の精神で、研究所の発展の一助となるように努めてまいります。御指導御鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。

研究所総務課 人事係長 《令和3年4月1日~》
佐藤 洋平(SATO, Yohei)

 令和3年4月1日付で研究所総務課人事係に着任いたしました。昨年度までは本部の人事企画課に6年程在籍しており、その後半3年間は給与経理担当として皆様の給与計算業務や年末調整に携わっておりました。部局での人事業務は初めてで、慣れないことも多く日々勉強の毎日ですが、人事企画課での経験を活かしつつ、研究所の皆様のお役に立てるように精一杯努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。