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新任教員・職員のご紹介 2021.9.1 ~ 2022.6.30

◎教員

豊田合成GaN先端デバイス応用産学協同研究部門《令和3年9月1日~》
特任教授 岡 徹(OKA, Tohru)

 令和3年9月1日付で豊田合成GaN先端デバイス応用産学協同研究部門に着任致しました。これまで豊田合成にて縦型GaNデバイスの主にデバイス・プロセスに関する技術開発~パワーデバイスとしてのフィージビリティスタディに取り組んでまいりました。本産学協同研究部門では、本デバイスの実用化を進めていく上で課題となるデバイスの信頼性評価・解析に関する研究、および、縦型GaNの特徴が生かせる応用先の探索・発掘に関して、名大の先生方や産業界の方々とも議論しながら進めていきたく考えております。どうぞよろしくお願い致します。

エネルギーシステム(中部電力)寄附研究部門《令和4年4月1日~》
特任教授 岩田 幹正(IWATA, Mikimasa)

 令和4年4月1日付で,エネルギーシステム(中部電力)寄附研究部門の特任教授に着任いたしました。本部門では,2050年カーボンニュートラルの実現を視野に入れて,次世代の安全・安心な送配電システムの構築を目指した研究を実施します。具体的には,太陽光発電や洋上風力発電などの多くの再生可能エネルギーが従来の送配電系統に接続されたときに起こりうる各種事象を想定しつつ,持続可能社会の基盤となるエネルギーインフラ構築に向けた送配電システムを提案していきます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

Photo electron Soul GaN 電子ビームデバイス産学協同研究部門《令和4年4月1日~》
特任講師 鹿野 悠(SHIKANO, Haruka)

 令和441日付で、Photo electron Soul GaN電子ビームデバイス産学共同研究部門に着任しました鹿野です。本学と、名大発スタートアップである(株)Photo electron Soulの共同研究を通じて、GaNの新規アプリケーションである「GaN電子ビームデバイス」の産業展開を加速していきます。GaN基板を用いたフォトカソード電子ビーム生成の過程では、励起レーザーのサイズ・ビーム形状・パルス形状等が、電子ビームの特性に大きく関与します。今後は、主に励起光源の面から、その特性をより高く引き出すことができるよう研究を進めて参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

未来エレクトロニクス集積研究センター未来デバイス部《令和4年4月1日~》
特任助教 大西 一生(OHNISHI, Kazuki) 天野研究室

 令和441日付で未来材料・システム研究所 未来エレクトロニクス集積研究センター 天野研究室の特任助教に着任いたしました。これまで、高耐圧なGaN縦型パワーデバイス構造の結晶成長技術の確立に向けて、ハライド気相成長(HVPE)法と呼ばれる結晶成長手法に着目し、その技術の確立に取り組んできました。今後も引き続き、その成長技術の確立に尽力いたします。また、HVPE法を用いた高性能なGaNパワーデバイスの開発にも取り組んでいきたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。

未来エレクトロニクス集積研究センター 未来デバイス部《令和4年4月1日~》
特任助教 横森 真麻(YOKOMORI, Maasa) 宇治原研究室

 令和441日付で未来エレクトロニクス集積研究センター未来デバイス部に着任いたしました。これまで、同センターにて生体分子とナノ粒子を組み合わせた新規機能性ポーラス結晶の開発を進めてまいりました。今後は、結晶内の空間にナノ物質を取り込むことによるナノ複合材料創製や無機物質と生体分子のハイブリッド結晶の特性を生かした複合領域分野への応用研究にも取り組んでいきたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

高度計測技術実践センター 電子顕微鏡計測部《令和4年4月1日~》
特任助教 中河西 翔(NAKOSAI, Sho) 齋藤研究室

 令和441日付で高度計測技術実践センター電子顕微鏡計測部電子線ナノ物理工学グループの特任助教に着任いたしました。これまで電子状態の位相幾何学的性質に関して特に超伝導状態を対象に研究をしてきました。トポロジカル超伝導状態に特有に現れるマヨラナ状態は量子計算への応用が期待され基礎と応用の両面から注目を集めています。私はそのような状態を生ずる理論模型の提案を行ってきましたが、センターの有する電子顕微鏡技術と連携することで物質の探索へと研究を進めて行きたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

高度計測技術実践センター 素粒子計測部《令和4年4月1日~》
特任助教 福田 努(FUKUDA, Tsutomu) 中村研究室

 令和441日付で、高度計測技術実践センター・素粒子計測部に着任いたしました。私はこれまで「原子核乾板」という素粒子検出器の技術開発を軸に、素粒子の一種であるニュートリノの研究を進めてきました。現在は茨城県東海村のJ-PARC加速器を用いたニュートリノ反応精密測定実験NINJAの実験代表者としてグループを率いて研究を推進しています。また、研究を進める中で原子核乾板を用いた加速器の診断といった技術応用の可能性が見えてきており、基礎研究のみならず実用研究への展開も進めていきたいと考えています。どうぞよろしくお願い致します。

 

エネルギーシステム(中部電力)寄附研究部門《令和4年4月1日~》
特任助教 DANISH, Mir Sayed Shah(ダニッシュ ミル  サイド シャー)

 From April 1, 2022, I joined IMaSS as the Designated Assistant Professor to integrate renewable energy technologies in energy systems within socio-economic and environmental sustainability requirements for achieving the net-zero emissions goal. In the age of political diversity and economic anarchy, proposing integrated solutions for electric power supply that meets today’s constrained economic and climate change measures leads to challenging endeavors. At Prof. Iwata Lab, I am conducting research on mass renewable energy integration into the Japanese national grid by exploring various scenarios of AC/DC infrastructures to offer the opportunity for process and technological advancement in the practical application within sustainability dimensions, ensuring systems efficiency and operation stability to fit today’s demand (citizens expectation), resources (optimum utilization with high efficiency), and management (government) factors.

 

ミライズテクノロジーズ先端パワーエレクトロニクス産学協同研究部門《令和4年4月1日~》
特任助教 喜田 弘文(KIDA, Hirofumi)

 令和4年4月1日付でミライズテクノロジーズ先端パワーエレクトロニクス産学協同研究部門に着任致しました。名古屋大学とミライズテクノロジーズの共同研究を通じ、GaNパワーデバイスの早期実用化を目指していきたいと考えています。これまではドライエッチングによるGaN加工技術開発やエピ成長技術開発に従事していました。着任後は低損失・高スイッチング化に向けGaNデバイスの試作・設計を担当する予定です。未来研の先生方、産業界の皆様との交流・連携を通して学術と産業の発展を目指したいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

Photo electron Soul GaN 電子ビームデバイス産学協同研究部門《令和4年4月1日~》
特任助教 佐藤 大樹(SATO, Daiki)

 令和4年度4月1日付でPhoto electron Soul GaN 電子ビームデバイス産学共同研究部門に着任致しました佐藤大樹です。光デバイスでもパワーデバイスでもなく電子ビームデバイスとして、GaN系半導体フォトカソードの実用化及び性能向上を目指しております。より高耐久なGaN系半導体フォトカソードを用いて既存の電子ビーム源を刷新し、電子ビームを用いた観測、加工技術に変革をもたらすため、研究開発を推進いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

◎事務職員

研究所事務課長《令和4年4月1日~》
山盛 正雄(YAMAMORI, Masao)

 2022年41日付けで、研究所総務課に着任いたしました。前部署は教育推進部入試課で入試業務を担当しておりました。部局での勤務は3年ぶりとなりますが、この間に本学では東海国立大学機構の設置という大きな転機があり、また、コロナ禍や働き方改革等により、本学の事務業務も目まぐるしい変化を重ねてきました。このような厳しい環境の中で、微力ではありますが、一日も早く未来材料・システム研究所のお役に立てればと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

研究所総務課 総務グループ係長《令和4年4月1日~》
登内 紀晶(TONOUCHI, Noriaki)

 202241日付で、研究所総務課総務グループ係長に着任しました登内と申します。IMaSSの広報業務を担当いたします。20数年前に名古屋大学で就職後、学内外をあわせて人事異動で回ってきまして、他部局で総務・広報業務の経験では、部局ごとの価値観により広報戦略が異なることを学んでまいりました。改善できる点を着実に改善しながら、研究所の目標に貢献できるよう、日々努力いたします。IMaSSの皆様と共に仕事ができることを楽しみにしております。よろしくお願いいたします。